ロッキードP-2ネプチューン対潜哨戒機は1946年から生産され、米海軍では1970年代まで運用し、我が国の海上自衛隊は1994年まで運用していました。
ボーイングB17を想起する機首とスマートな胴体、大きな垂直安定板の組み合わせは見た目に爽快で、小学生の頃からのお気に入りです。その頃レベルのキットに挑戦しましたが、透明部品は接着剤で曇らせ、橙色塗装は下塗りせず! 後にカタリナ飛行艇のキット(レベル72)でも、学習能力のない私は、黄色で同じことを反復しました。以降米海軍機、中でもネ―ビ―ブルーのキットにはトラウマがあります。
今回の特集に応じてトラウマを晴らそうと思ったのですが、ストックの写真を見直して驚いた事に、米海軍機の写真は一枚もありませんでした! 第二次世界大戦機に傾斜した巡礼のツケが、こんな所に出て来るとは…
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とはいえ、ヤッパリお気に入りの機体です。そこでオランダの軍事博物館で撮影したP2V-7S(SP-2H)と、海上自衛隊鹿屋航空基地史料館に展示されているP-2Jを紹介させていただきます。鹿児島県鹿屋市にある同史料館は、第二次世界大戦に登場した最良の飛行艇ー二式大艇を展示する超有名博物館ですが、鹿屋に通じるJR大隅線は廃止されたので、埼玉からのアクセスは鹿児島空港からバスとなりますが、乗車時間は100分。乗り終えて、これからの巡礼はレンタカー必須かと不安になりました… |