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特集  最近のニューキット

(Photo) スピットファイアPR.XⅠX

by  コルディッツ
博物館写真

 「最近のニューキット」の中では、エアフィックス72の新製品シリーズに魅かれました。製品化するヒコーキの選択はツボを押さえているし、組み立て説明書は分かり易く、カラー塗装図は大歓迎。パーツの精度も「ウソ!」と思うくらい高く、しかもお値段はリーズナブルと来たので、予算の都合がつけば、迷わず購入しています。もっとも最後のお値段については、最近は円安でお得感は薄れましたが…
その新製品シリーズの中でも、エア社は大英帝国のメーカーだけあって、救国の戦闘機スピットファイアの多くのタイプを模型化しています。世界中のメーカー がスピットファイアをリリースしていますが、たいていはマーリン・エンジン搭載機に留まっているのに、エア社はグリフォン・エンジン搭載機も射程に入れたばかりか、非武装の写真偵察機のⅩⅨ型まで出してくれて、感激しました。
 グリフォン搭載機は、見慣れたスピットファイアの繊細なバランスが崩れていて、残念でありますが、その半面パワフルさが如実に現れるので、魅かれます(笑)
 そこで今回は、グリフォン・スピットファイアの中で特にユニークな、非武装写真偵察機ⅩⅨ型のご紹介をさせていただきます。


スウェーデン空軍のスピットファイアPR.ⅩⅨ(スウェーデン呼称はS-31)
 第11戦闘偵察航空団所属 31051/51
 スウェーデン空軍博物館(リンシェーピング)にて 2003年8月撮影
 博物館改築前の撮影です。スウェーデン空軍はソ連の空軍基地の強行撮影
を目的に50機購入し、冷戦中は実際に使用しました。1955年に全機スクラップに
してしまったので、展示機は元インド空軍のHS9041機をレストアしたものです。



 改装後の博物館にて 2014年6月撮影









スピットファイアPR.ⅩⅨ PS853 C  ダックスフォード・エアショーにて
上 2005年7月撮影 下 2006年7月撮影





スピットファイアPR.ⅩⅨ PM631 ダックスフォード・エアショーにて
撮影は 1,2枚目 2005年7月 3枚目 2006年7月 4,5枚目 2009年7月











スピットファイアPR.ⅩⅨ型 PS890 UM-E
 ダックスフォード・エアショーにて 2009年7月撮影







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