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T-33 サンダーバーズ (ハセガワ 1/72)
by
田口博通 Hiromichi Taguchi
飛行機プラモデルの製作
今月の特集 アクロバットを契機に、ハセガワから発売されていたT-33サンダーバーズを作ってみました。
アクロバット機はシンプルな中にも派手さがあり、特にサンダーバーズは大好きな塗装です。
アルミドープシルバーに赤、白、青の3色塗装はMrカラーで塗り分けました。最近のNO.8シルバーは粒子も細かくて金属感が増していて良くなりすぎで、アルミドープ塗装にはちょっとそのままでは使えず、白を少し混ぜてドープ塗装らしさを追ってみました。
キットのサンダーバーズのデカールは経年変化で黄ばんでいたのですが、替りもないため、辛抱してそのまま使わざるを得ませんでした。
尾翼の星のまわりの黄ばみはあまりに目立つので、星だけを残して、カミソリで切り取りました。
Thunderbirds文字の余白はがんばって切り取れば良かったのですが、腕と眼がおいつかずでした。
国籍マークだけはマイクロです。昔、国籍マークだけのシートを買っておいたので、時々役に立ってくれております。
プラッツのT-33が出現した現在では、ハセガワのT-33は老兵の扱いなのでしょうが、私は、このハセガワのT-33がいかにもT-33らしく、そのフォルムが大好きで、これまでに5機くらい作っています。最近、店頭で見かけることが少なくなり残念ですが、安い時に(昔 200円でした)いくつか買い貯めをしておいたので、時に思い出したように 取り出しては塗装を変えて作っています。
このキットはプラモ作りのシンプルな楽しさを思い出させてくれます。ハセガワのT-33は本格的にジェット機を作り始めたころ、モデルアートに鈴木氏の製作記事が掲載されていて、それを見ながら、自衛隊塗装で作ったのが最初です。いわば、私自身の飛行機プラモデルの原点です。
コクピットも私にはこのくらいの簡単さが丁度良く、 逆に細かすぎるキットはコクピットだけで満足して(疲れてしまい) そこで、止まり、完成がおぼつきません。キャノピーの前後席境界にフレームがあるはずで、今度追加することとしましょう。
昔のキットゆえ、脚カバーは「いも付」に近いので、アルミテープでヒンジを作って補強しています。
タミヤの1/72 F-84にもサンダーバーズ塗装のキットがあり、途中まで作ったものの、完成にいたらずまだ そのままになったまま 十数年が経ちました。落ち着いたら、完成まで持っていきたいものです。
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