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特集 ヨーロピアンカー

    BMW Z3 ロードスター (タミヤ 1/24)

by 親父モデラーNOBU
自動車プラモデルの製作




 読者の皆様、こんにちは。
親父モデラーNOBUです。
第2特集 ”ヨーロピアンカー”ということで
タミヤ 1/24 ”BMW Z3 ロードスター”を製作いたしましたのでご紹介いたします。
実車は、007のボンドカーにも選ばれていますね。 
そんなBMWですが、実はアメリカで製造されたってご存知でしたか?
 さて、キットは前期型をモデライズしておりますが今回は後期型への改造を中心にあちこちカスタム化してみました。
以下、今回の後期型への修正&追加工作のポイントです。

・後輪ブリュスターフェンダー再現。
・リアバンパー下部左右のラインが違う。
・マフラー2本出しに変更。
・フロントバンパー形状、リップスポイラー再現。
・プロジェクターヘッドランプ&イカリング再現。
・キドニーグリル変更。
・トランク切り欠き変更。
・テールランプ変更。
・ロールバー再現。
・シートベルト追加。
・ホイルをBBSに。

では製作を始めましょう!


コクピット

 後期型の特徴でもあるロールバーは、単純な丸断面ではないので 1,2mmのプラ板を短冊に切ったものをライターで炙って曲げて再現します。

 ペーパーで丸みをつけて、基部をプラ板で付けたら取り付けます。高さに注意しないと、あとで屋根のパーツが付かなくなります。


 オープンカーなので内装も手抜き出来ません。
シートベルトは塩ビのシートで、金具部分と、キャッチ部分はプラ板で自作します。


本革シートの赤色は、Mrカラーの114番 RLM23です。

 格子柄のフロアマットは写真を縮小プリントしたものを切り抜いて両面テープにて取り付けました。
このインパネを取り付けたらコックピットの完成です。


マフラーとシャーシー

 マフラーは2本出しとしますので改造します。
手持ちの在庫では真鍮パイプ2.6Φが丁度良い太さでしたので ピンバイスで2箇所穴をあけて、これに付け替えます。

マフラーとタイコ部分の塗装ですが、実車はステンレスでピカピカですので 今回初めてこの塗料を試してみました↓

 グロスブラックで下塗りしてから、説明書きとおりにスプレーすると w(゚o゚)w
まさしくメッキシルバー!!です!

シャーシーを丁寧に塗り分けて、各部品を取り付けたらシャーシーの完成です。

ボデイの改造

次はメインのボディーの改造です。
まずはフロントバンパーから
キットのままでは左右のダクトに奥行きがないので
まず0.5mmのプラ板を箱組みしてやります。

 次に、リップスポイラーは、1.2mmのプラ板をバンパー下側に貼り付けます。



各部のアール部分に瞬間接着剤を流して、固まったら各種のヤスリを駆使して実車の写真を見ながら再現します。
サフェーサーを吹きながら、キズや削り上がり具合を確認して出来上がりです。



 後期型の特徴である後輪のブリュスターフェンダーは実車では全幅で50mm広がっているので 1/24では片側1mm広げれば良いことになります。プラ板でまずホイルアーチの部分を1mm広げてやります。





 実車の写真を見ながら、プラ板にはパテをつけないように注意して マッチョになるようにエポキシパテを盛り付けます。
バンパーの後部下部にもエポキシパテを盛りつけて削り出します。


 トランク切り欠きも後期型は違っているのでプラ板を使って再現します。
2.2iの文字は、伸ばしランナーで再現しました。


 ヘッドライトは、今ふうにプロジェクターヘッドライト&イカリング仕様です。




 キドニーグリルも、プラ板で改造して現代ふうにしてみました。


ウインドー

 ソフトトップのリアウインドウがうっすらと青みがかっているのがお分かり頂けるでしょうか?
塩ビの質感にこだわった部分であります。
 


 フロントウインドウの接着部分の塗り分けは、マスキングテープで


完成

ボディーとシャーシーを合体して
サイドミラーをつけたり、ウインカーを塗れば完成です(^ー゚)v♪
それでは完成したタミヤ 1/24 BMW Z3 ロードスターをご覧ください!!












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