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特集 複座練習機

(Photo) ヤコブレフ Yak-11

by  コルディッツ
博物館写真

 ヤコブレフYak-11は、小型のYak-3戦闘機の機体フレームを活用して開発された複座高等練習機です。Yak-3は液冷エンジン機でしたが、Yak-11は空冷 星形のAsh-21エンジン(700hp)を搭載、最高速度は456km/hを出しました。
 1947年にソビエトで生産が始まり、3859機が生産されて、オーストリアや東欧諸国、中国、アルジェリア、アフガニスタン、エジプト等、いわゆる東側諸国に広く輸出されました。またチェコスロバキアのLET社がライセンス生産していて、その機体はC-11と呼ばれ、こちらも広く輸出されています。
 現在でもYak-11のままの機体や、Yak-9に似せて改造された機体が、WWⅡ時代のソビエト空軍の塗装で、航空ショーに参加しているのを見かけることがあります。


                母体のYak-3  機番4
 航空宇宙博物館(ル・ブルジェ、パリ郊外)にて    2008年2月撮影
 東部戦線で活躍した義勇フランス兵空軍部隊ノルマンディーニーメンの使用した機体です。胴体側面に白で電光と数字の4が描かれていました。  




ポーランド空軍のヤコブレフYak-11  36 64236
 ポーランド空軍博物館(クラコウ)にて  2011年5月撮影  








チェコスロバキア空軍の自国製C-11(Yak-11)  1727
 チェコ空軍博物館(ケベリ、プラハ)にて  2008年8月撮影  






ドイツ民主主義人民共和国空軍のヤコブレフYak-11  225
 ドイツ空軍博物館(ガトウ、ベルリン郊外)にて  2014年8月撮影  










エアショーでのYak-11とYak-9系列
 帝国戦争博物館(ダックスフォード)にて     2013年7月撮影  





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