72スケール限定ではありますが、案外チャンス・ボードF4Uコルセアのキットを集めていたのに気づきました。昔のレベル・ファイターシリーズに始まり、フロッグ、エアフィックス、ハセガワ、タミヤと作り、先日はエレールも購入しました(こちらは未組み立て)。私にしてはたいへんな厚遇ですが、これはやはり逆ガル翼に惹かれたせいと思います。また英国びいきに目覚めて、英海軍は主翼端をカットするという英国人らしい実用的な割り切りで、米海軍よりも先に
空母での運用を始めたのに感激したせいもあるかと。
英艦隊航空博物館展示のコルセアMk.Ⅳは、グッドイヤー社製のFG-1Aと公表されています。Ⅳは全てF4U-1DかFG-1Dと思っていたのですが…
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この機体(KD431)は、4年のレストアを経て展示されましたが、「文化財」の復元作業として名高く、今後の航空博物館のレストアのお手本になるとされています。工場から出たてのピカピカ機体ではなく、作戦従事中の機体を忠実に再現することが目的のように思いました。
機体の上塗りを剥がして元の状態を発掘する作業に、外科用のメスやコンパウンドも使ったそうで、プラモデルの手法を思わせニンマリしました。
その結果が写真の復元状態なのですが、これをプラモデルで再現するには、難しい気がしています。 |