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特集 三菱&中島

(Photo) ご笑納ください 「三菱製零戦」

by  コルディッツ
博物館写真

 映画「トラ・トラ・トラ!」(1970年公開)を見たとき、感激したのは何といっても
「零戦」の飛行シーンでした。もちろんノースアメリカンT-6テキサンをそれらしく改造したと知ってはいました。でもT-6の面影を感じられなくなるまで徹底した改造と、実際に真珠湾上空での空戦と空爆の再現には、たまげました!
 テキサンは「トラ・トラ・トラ!」で演技開眼したのか、その後も「零戦」で多くの映画に出演し、未見ですがオランダ映画ではフォッカーD21も演じています。
 さてパリ郊外のジャン=パティスト・サリ飛行場博物館で、T-6改造の零戦にお目にかかりました。案内板では2008年にジャン=パティスト・サリで製作されたフライアブルな機体とあり、まだ銀幕デビューはしていないようでした。
 展示機をぐるりと回ってみると、機体に「零戦」とか「製造三菱」とか書かれ、今回の特集にふさわしいと思ったものです。 注目は撃墜マークや日本語の注意書きの再現で、きっと判読困難な写真から苦労して転記したのかと。
 パリにアドバイスできる日本人はいなかったのでしょうか…


T-6 "Zero A6M" F-AZZM SA-32   2016年8月撮影
 ジャン=パティスト・サリ博物館(ラ フェルテ アレ、パリ郊外)にて





機体に「零戦」と書いた零戦はあったのでしょうか?この字はきれいですね。




撃墜マークは本格的かと。


なんと読んだらよいのやら… でも「三菱」は読めますね。






主脚と主脚収容庫は、やはりテキサンでした。




エリコン社の20mm機関砲です、きっと。


フライアブルなら、映画で零戦と見立てても構わないと思いました。







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