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特集 三菱&中島

艦上攻撃機 天山 (ハセガワ 1/48)

by 愛知県在住 作者 清水 栄治




作品について
 この作品は2013年12月頃に作ったもので、1/48をコンスタントに作っていたころで以前97艦上攻撃機を作った時に日本機 の持つ機能美に心惹かれるものがあって99、天山、流星と続くものの中で主翼折り畳みのある天山に決めました。




キットについて
 飛行機はハセガワ製の艦上攻撃機 天山12型(1/48)、ファーストロッドは1998年、パッケージ変えで1999年に発売されてものを作成しました。現在でも時々再販されています。機体表面はハセガワスタンダードのパネルラインは筋彫り、リベットは凹仕上げでまた部品点数を抑えた仕様になっています。 キャノピーの透明度は高く好感が持てます。デカールは白色に関してやはり経年劣化による黄ばみがあり残念なところです。コクピットの表現はこのスケールでは十分なものとなっています。今回の目玉として主翼の折り畳みが再現されていて魅力の一つではないでしょうか。




製作について

 今回は改造も何もせずにストレートに作成しました。説明書通りに進めれば問題なく組立が可能でした。主翼の折り畳みについてこれを利用するかについて悩みましたが。片方だけ利用することに決めました。全て折りたたむと全体のイメージが損なわれることになり又何もしないと折り畳み部を接着して隙間を修正することになるので折衷案で片方だけにしました。 アンテナ類がキットでは多少太めになりますがそのまま流用しました。座席にシートベルトが無いのが残念ですが、メーカーさんからデカールでおまけがあればgoodですが…。



 塗装はグンゼのラッカー系塗料を使用しました。全て指定色ですが機体表面の緑色は指定色に5%程度の黄色を混ぜて明るく調合しました。機体全体には濃淡のグラデーションを付けました。キットのデカールを貼り付け乾燥後艶消しクリアーで艶を調整しました。 パネルラインはタミヤのエナメル塗料で仕上げました。日本機の場合いつもこの艶消し具合に悩みます。今回は90%程度の艶消し状態になりました。(半艶消し40%+全艶消し60%)張線は伸ばしランナーを貼り付けました。



全体をとおして
 艶消しの状態はどんなに調合しても外気の温度、湿度に左右されます。日本機の場合は艶があったほうが重厚感が増して見栄えすると思います。私は艶消しクリアーを作り置きしていますが(グンゼとガイア) 日本機以外のものに対応するために全艶消しに近い状態の配合になっており、それにどの程度艶有を加えるかに悩むところです。今回は筆休めの感でストレートに作りましたがたまには良い息抜きとなりました。




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