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特集 ハセガワのプラモデル

   トヨタ 2000GT (ハセガワ 1/24)

by クラキン




 「ハセガワ」と言えば「飛行機」というイメージがあって、実際飛行機が主力なんですが カーモデルも結構頑張っています。特に国産車について地道に秀作キットを出し続けています。




 ということで、かなり古いキットになりますが、1967年型トヨタ2000GTです。
「007は二度死ぬ」でボンドカーとして登場したのは、これのオープンタイプで撮影用と予備の2台だけ作られたようです。




  開発はトヨタ/ヤマハの共同作業で行われ、生産はヤマハが受託しました。
一部で「ヤマハ2000GT」なんて言われるのも、この辺の事情のせいでしょう。
 エンジンはトヨペットクラウンのエンジンブロックにヤマハ製のDOHCヘッドを乗せて強化した物が使われ、ジャガーなどのシャシー技術を参考にしたXボーンフレームにフロントミッドシップでレイアウトされました。
 全巾は現在の5ナンバーサイズ枠に収まっており、実車は意外と小型な印象です。



 キットは67年の初期型で、右ハンドルなのに左ハンドル用のワイパーになっている点も忠実に再現されています。
 ニチモやグンゼからも同じスケールのキットが出ていましたが、現在入手可能なのはハセガワだけで、個人的にはハセガワのキットが一番実車の雰囲気を再現しているように思います。

 キットの内容はエンジンレスのシンプルな内容で、パーツの合わせも良いので、非常に作り易く、4~5日あれば完成できると思います。




 窓枠部分のメッキ処理が省略されているので、クレオスのスーパーメッキシルバーで塗装しましたが、ハセガワのミラーフィニッシュを貼り込んだ方が仕上がりは良かったと思います。その他、完全素組みです。




 ボディ塗装はクレオスのグランプリホワイトを使用し、スーパークリアを4回吹きしました。
4回目はいつもの通り「垂れる寸前のドバ吹き」でしっかり乾燥させた後、コンパウンド磨き+ワックス掛けで仕上げました。研ぎ出しは行っていません。


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