Home
> 2017年3月号 > 博物館実機写真 > (Photo) 48ならモノグラム P47D
(Photo) 48ならモノグラム P47D
by コルディッツ
博物館実機写真
グンゼ・レベル72のP47Dで、主翼下面と胴体の繋ぎの処理に苦戦したので、P47に苦手意識がありました。ところが小学5年生頃と思いますが、モノグラム48のサンダーボルトを組み立てたら、パーツ同士がピッタリはまるのに驚きました。それまでのプラモデルでは当然だった隙間処理が、ほぼ不要だったのは革命的で、しかもイメージ通りのP47が完成したのです!
現在はタミヤやハセガワから、モノよりも良い48のP47はリリースされていますが、やはり初めての遭遇した時のワクワク感に勝ることはないようです。
半世紀も前にモノグラムは、単なる実機の縮小ではない、また工業製品でもない、「プラモデル」のツボを押さえていたのですね。
モノグラムに敬意を表しながら、拝観したP47を紹介させていただきます。
P-47D-30RA 44-90447 LH☆I Jacky's Revenge
航空博物館(サンタモニカ)にて 2000年3月撮影
確証はないのですが、この機体は2016年5月27日にハドソン川に墜落した
ようです。パイロットは死亡、機体は引き上げられています。
排気管にバケツをぶら下げていたのは、意外でした。
P-47D-25RE 42-26413 UN☆Z Oregon’s Britania
戦争博物館 米軍機館(ダックスフォード)にて 2008年7月撮影
第56戦闘航空群司令官のゼムケ大佐機になっています。
次の写真は2005年7月撮影です。
この角度で主脚収容庫を見た時、モノグラム48どおりだ、と感激しました。
以下は2013年7月撮影です。
P-47D-30RE 44-20371
ル・ブルジェ航空宇宙博物館(パリ)にて 2016年8月撮影
展示機は1944年9月に米空軍に配属、10月に仏空軍軍に移された機体です。
仏空軍のP-47はアルジェリア戦争に参加していますが、この機体の参加
状況は不明。フランスのマークにOD色は意外に合うのは驚きでした。
Home
> 2017年3月号 > 博物館実機写真 > (Photo) 48ならモノグラム P47D
Vol.103 2017 March. www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /
editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず リンクフリー
「webモデラーズ について」
「広告のご出稿について」
プラモデル模型製作特集1
TOTAL PAGE