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F4U-5Nコルセア (ハセガワ 1/48)
by
愛知県在住 作者 清水 栄治
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作品について
この作品は2013年1月頃に作ったもので、2012年に友人からガルウイングの飛行機を作ってほしいと依頼されてドイツのユンカース・スツーカとその次に作ったのが今回のコルセアでした。アメリカの飛行機は日本機と同じように単色で魅力に欠けるところがあり作成の気乗りがしないものでした。
しかし、いざ作ってみると力強さと今回のように初めてグロス仕上げをしてみるとかっこよく見えました。後日その時の感覚が忘れなくなり再度挑戦することになりました。
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キットについて
飛行機はハセガワ製の1/48シリーズ(2000年発売)でコンスタントに開発が進んでいた頃のキットです。初期〈1980年第〉のキットはパネルラインとリベットが凸タイプでそのころのハセガワスタンダードでした。おまけにカラー塗装写真が添付されていた親切な内容でした。その後新たに新シリーズとしてパネルラインとリベットが凹タイプになり部品点数を抑えて作りやすさを考慮した内容に変化していきました。特にキャノピーの出来は格段に向上していました。又、コクピットのレイアウトも十分な内容でした。
特質なのは爆弾やロケット弾がおまけで付属しており大変ありがたいことです。今回のキットは現在でも入手可能なキットで、あらゆるメーカから発売されていて選ぶのに困るくらいです。ハセガワと同等の内容のものがタミヤにありますが双方ともに甲乙つけ難いトップレベルの内容の感がします。今回のハセガワのキットはデカーの質が良く安心して作ることができました。
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製作について
説明書通りに組立を行えばスムーズに製作ができました。追加工作や改造などは何もせずにキットの良さを出すようにしました。今回の製作でミスったことがありました。それは翼についたレーダーの位置ですが説明書の絵を見て縦パネルラインの外側から何番目の数字を勘違いして取り付けてしまい。(モノグラムやレベルではキットに筋がつけてある場合が多い。親切!!)最後まで気が付かず塗装が終わりデカールを貼る時点で間違いに気づきました。残念ですが気を落とさずに完成させました。
デカールの伸びはよく又黄ばみもなく安心して張ることができました。パネルラインにはタミヤのエナメルカラーのこげ茶色を流し込みました。これは濃紺の機体色に黒では色が目立たず又全体が黒ずんでしまうことを考慮した結果でした。塗装はグロス仕上げになりますがグンゼの艶有クリアーの薄めを3回塗布して完成です。
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全体をとおして
コルセアとしてはよく雑誌に使い古した塗装がリアル感満載で紹介されていますが、今回のようにグロス仕上げも堂々としていいものだと感じました。
レシプロ機ならではのガルウイングですが鳥が羽ばたくような感じがして飛んでいる!!との実感があります。日本機でもメジャーではない“流星”があります。いつかは作ってみようと思います。
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