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飛行機プラモデルの製作

 グラマンF8Fベアキャット(モノグラム1/72)

  by TOSHI




 古のモノグラムのベアキャットのお手付き品を成仏させました。1/72のベアキャットはモノグラムがほぼ唯一ですね。 水平尾翼が欠品しており、ゴミになるところでしたが昔憧れていた傑作キットですので完成させることができました。




 簡素なコックピットと脚収納庫には手を入れましたが、あまり目立たないですね。 主翼はカットし、閉じた状態にしています。キャノピーは後半のスライド部を塩ビ板で絞っています。開閉は選択できるようにしました。




 デカールもありませんでしたのでVF-61の機体を塗装仕上げしました。機首のドクロマークや細かい文字は手描きの粗がみえますね。
古いとはいえ流石のモノグラムです。田舎の高校生にとって高値の花であったキットをようやく作ることができ楽しめました。




 レベル版で再販されているらしいので探してみたいですね。
次は主翼を伸ばした姿で作りたいです。



製作

(P-01) 一部塗装済のお手付きキットを友人から貰いました。水平尾翼が欠品しています(泣)。
部品点数が少なく組立は簡単そうです。

(P-02) 世傑の図面をプラ板に貼って水平尾翼を作ります。無い物は作るしかありませんね。


(P-03) 胴体を治具に断面形を調整しています。舵面のリブはプラペーパ等で再現しました。

(P-04) 実機の画像を見ているうちに主翼を畳んでみることにしました。ついつい余計な事をしてしまいます(笑)。


(P-05) 寂しいコックピットはプラ板でディテールを追加しています。


(P-06) エアダクトをそれらしく作り、脚収納庫にも手を入れました。ダクトの形状は正しいかは?です。下から見ない限りは気にならないということで・・・


(P-07) これで士の字になりました。


(P-08) 主翼の外側は塗装するまでは取り外し可能にしました。
翼断面にはプラ材でディテールを追加しています。


(P-09) 脚関連に手を入れました。尾輪は大きいのでプラ棒を輪切りして真鍮管等で金具を作っています。
主脚にはブレーキライン等を追加しています。

(P-10) エンジンにはプラグコードを銅線で追加しています。


(P-11) キットの天蓋はスリムで断面のΩ形状が再現されていないので作り変えました。
エポキシパテで型を作り、塩ビ板を絞っています。枠はプラペーパを貼っています。
(P-12) 表面のディテールを追加して塗装準備ができました。


(P-13) 機首のドクロマークは手描きですので、それらしいということで・・・
(P-14) アンテナ線は尾翼に埋め込んだリングに真鍮管をカシメて止めました。
複葉機の張り線と同様の止め方です。



'P-15) キットでは省略されているピトー管を自作しました。

(P-16) 爆弾の揺れ止めをプラ材と真鍮線で追加しています。





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