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誌上個展

 ドボアチヌD.371 (アズール1/72)

by NOBUNAGA

 1934年(昭和9年)に初飛行をしてスペイン内乱にも派遣されました。空母「ベアルン」艦載機としてアレスティングフック、折り畳み機構の付いたD373、376も採用され1940年まで配備されていました。 操縦席からの眺めはいいんだけれど頭を守るヘッドレストがなく防弾板もないのでちょっと怖いですね。




 楽しさいっぱいのジョイフルキットです。第一のお楽しみは図面を参考に胴体の輪切りのすじ彫りと胴体に沿ってすじ彫りを施し 箱絵のような升目状のパネルラインになりました。




 第2のお楽しみ、パラソル翼支柱の断面は流線型で薄くて良いのですがすべてイモ付けです。 ピンバイスで穴を開け0.2ミリのピアノ線を仕込み固定しました。支柱間のワイヤーは0.3ミリ真鍮線としました。




 第3のお楽しみ、車輪のスパッツは薄っぺらっで貧弱なためプラ板とパテでふくらみを付けました。第4のお楽しみ。プロペラスピンナーが段になっていてこのままでは印象が全然違って見えます。削って砲弾型にしました。   最後のお楽しみは実機写真を見ながらデイテールアップです。フラップのヒンジや足掛けの取付けをしました。




フランスの高翼単葉戦闘機トリオです。 みんな、戦争前に引退してて良かったね。




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