Home  > 2017年4月号 > 飛行機プラモデル製作 > アヴィアBH-21 ベルギー空軍 (FLY 1/72)

誌上個展

 アヴィアBH-21 ベルギー空軍 (FLY 1/72)

by NOBUNAGA

 ベルギーと言えばワッフルやチョコレート、宝飾加工と女性には人気の国でありますが、闇の世界でも相当なものらしいですね。戦争前のベルギー領コンゴは現地住民に対する過酷な待遇で世界の非難の的でありました。(英、仏もひどいけどね)。1960年にベルギー領コンゴが独立するにあたり豊富な地下資源を巡ってのめちゃくちゃな対応でついにはコンゴ動乱に発展し米ソの代理戦争の様相に至って国連が間に入りようやく収束しました。調停に奮闘した国連事務総長のダグ・ハマーショルドが飛行機事故で亡くなると言う痛ましい事件も起きました。ダグ・ハマーショルドは素晴らしい人で尊敬してます。
コンゴ動乱は私が中学生の頃のことで記憶に鮮明に残っています。映画「ワイルドギース』の舞台でもあります。
 なお、広島、長崎に投下された原子爆弾の原料であるウランはベルギー領コンゴで採掘されたものです。
 ベルギーは第二次世界大戦では中立を宣言しましたがヒットラーは躊躇なく攻め入り占領されました。ベルギー空軍は輸入機の寄せ集めでドイツ空軍の敵ではなくたちまち崩壊してしまいました。ルナールR31という国産機がありましたが何の戦力にもならなかったようです。




 キットは細かな部品が多く、目のあがった?人には作りづらいかもしれません。プラの質も粗悪ですぐ折れてしまいます。胴体側支柱は自作しました。 二重の張り線はテグスではキツそうなので0.2ミリのピアノ線を張りました。









  Home> 2017年4月号 > 飛行機プラモデル製作 > アヴィアBH-21 ベルギー空軍 (FLY 1/72)
Vol.104  2017 April    www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /
 editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず  リンクフリー
「webモデラーズ について」 「広告のご出稿について」

プラモデル誌上個展

TOTAL PAGE