箱絵はやぼったく、キットの内容についても昔から雑誌のキット評は厳しいものがありました。しかし、完成させてみると 立派にB-25に見えます。少なくとも 私には B-25以外には見えません。それで良いのではないでしょうか。
今年で21世紀になってから既に17年も経ちました。細かい考証と重箱の隅つつき的マチガイ探しのキット評の時代は、前世期と共に過ぎ去ってしまった、プラモデルはプラモデルとして楽しむ時代に入ったと考えても良いのではないでしょうか。
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ところで、古いキットへの当時のキット評は厳しかった一方で、今世紀に入ってから怒涛のように発売されているフォルムがグタグタに崩れた広東キットに対しては プラモデル雑誌のキット評ではたくさんの美辞麗句の評価が並んでおります。メーカーさんへの配慮(自己規制?)と”ソンタク”が美辞麗句を生んでいるともいえますが、これはこれで、古いキットに対しては不公平ではないかと思えます。
もし同じ基準で評価したら、買ったそばからゴミ箱行きでありましょう。
ということで、マスコミのプラモデルキット評というのは、時代背景を色濃く投影しており、キットそのものを正確に表すものではないと思え、あてにならず、気にして左右されるだけ無駄なようです。評価が高いと評判のキットに群がるのもマスコミに乗せられているだけ?ではないでしょうか。 結局 自分で作ってみて 納得する それしか無いような気がいたします。 |