高校生時代にハマった「ウェーゲーム」。私はたった一人の赤軍指揮官で、76スケールのフジミのKV-1やT-34/76、T-34/85、SU-85、エアフィックスの
T-34(76.2mm砲塔と85mm砲塔が選べる!)と、戦後生まれを理由に出場台数を制限されたスターリン戦車を駒に、ドイツ軍と対戦していました。
しかしハンティング・タイガー、キングタイガー、タイガーⅠ型、エレファント、そしてヤークトパンターの装甲に85mm砲は無力で、ビットマン塗装のタイガーⅠ型なんかSU-100のキットがあれば一捻りなのに、と悔しかったです。
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という訳で「ソビエト戦車」のお題を聞いて、すぐ思い浮かべたのはSU-100でした。かつて田宮模型はSU-100のキットを「ジューコフ」と命名していましたが、当時の私は「スターリン」戦車があるなら「ジューコフ」戦車もあるだろうと、当然に思っていました。そういえばアラス戦におけるロンメルの88mm対空砲によるマチルダ戦車撃破の「画期的な使用」や、クルクス戦の「プロホロフカ大戦車戦」も実話と信じていました。今思うと疑うことを知らない長閑な時代だったんですね…
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