さて、可動モデルの代表?はやはりエルエス製でしょう。この時代のプラモはおおむね可動する部分が多かったですが、翼端まで動くのはエルエスくらいだったような気がします。また一番購入しやすかった気がします。小学生の頃に何機か作った記憶があります
私が今回作成したのはエルエス晩期のもので脚可動はすでに廃止されたものです。古いためかヒケなどがけっこうありますが表面はけっこう繊細な凹モールドであり、よくみると燃料注入口や編隊灯なども再現されています。でも翼端灯は省略されていたりして当時の製作者の意図がよくわからなかったりもします。
組み立ててみると意外とガタはないです。でもそのままだと翼の上反角は足りなかったりするのでそこは手を加えました。 |
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注目の可動部分ですが翼端、補助翼、フラップ、方向舵がまず動きますが、そのためのヒンジが大きく目立ちます。でもこれは「確実に動かすため」には必要で、特に「子供たちの乱暴な扱い」に耐えるためにはこのくらいにしないとダメだからなのでしょう。作成するのにピンセットなどは必要ありません。指でちょいちょいとセットして出来ます。
一番の問題点は固定式になってしまった脚部分です。ある意味今では一番価値のある?部分でもあるのです。これはどうにかせねばなりませぬ。幸いに翼には「可動モデル」だったころと変わらず、そのままの状態を保っていました。
そこで脚本体に「可動のための部品?」を付ければ「可動モデル」にすることができるのです。 |