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(Photo)　ブルムベア

by　コルディッツ

戦車実機写真

　モノグラムが32でリリースしていたⅣ号戦車系列は、シェパード・ペイン氏の完成キットの写真をボックスアートに使っていて、たいへん魅力的でした。
　中でもⅣ号突撃戦車ブルムベアは、分厚い装甲から短い150mm歩兵砲をニョッキと突き出した異様な姿に、強く惹かれ即座に購入してしまいました。

　キットは部品点数少なく、パーツの表現は控え目なるもリアリティあり、組み立ては容易というモノグラムらしい製品でした。さらにツィンメリットコーティングも施されていて、異論は重々承知ですが、私ごとき無精者モデラーには垂涎のキットでした。サクサク組み立て、缶スプレーのレッドブラウンを吹き付けるだけで満足のいく仕上がりになったので、現在絶版とは残念なことです。

　　　　　Sd.Kfz.166　Ⅳ号突撃戦車　ブルムベア後期型
　戦車博物館（ムンスター）にて　　　　2012年11月撮影
　前期型は6面で砲室を構成しますが、後期型は正面の装甲を延長して4面で構成したので、内部は広くなっています。