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サンダーバード4号 (バンダイ)
by
田口博通 Hiromichi Taguchi
昨年、アオシマから1/48 サンダーバード4号が最近発売されました。しかし、バンダイの旧版TB4を押入れ在庫していますので、ここでバンダイ(旧イマイ)版を作っておかなければ お蔵入りになってしまうと思い、旧版から完成させることにしました。
バンダイ版のパッケージイラストは海の青さに透明感のある、まるでCGのようなイラストです。背景に沈んだ旅客機の巨大な尾部エンジン部が描かれています。
キットは昭和の匂いのただよう簡単な構成で、部品点数も少く、操縦席内もほとんど何もないに等しいのですが、各部が子供にもちゃんと組めるようにできているのは素晴らしいです。
今回は、操縦席を自作し、4男のゴードンは 1/48ヘリ乗員からトレードし、それなりに見えるようにしてみました。
全面はディープイエローで塗装し、マークは透明シールですがちゃんと生きていました。
子供心にカッコイイ!と憬れた4号です。
製作
船体は上下に分かれています。操縦席やバルクヘッドの造作はプラ板で自作しました。シートとゴードンはハセガワ1/48ヘリの余り部品からの流用です。
国際救助隊の帽子はアルミテープで自作しましたが意外と簡単にできました。
人形の塗装は不慣れで、資料本にブルーの制服の色だけ合わせました。国際救助隊のタスキもアルミテープで追加です。
流用した人形は元々へりのパイロットですので、ヘッドホンを装着しています。
下部船体に搭乗させます。かなりオーバースケールのように感じますが、DVDを見た感覚に合わせると これくらいの大きさ感になります。
マリオネットの人形は5頭身くらいではないかと思いますので、キャノピーから見える顔の部分は20%くらい拡大されている感じですから、その感覚に合わせてみました。
全面塗装のディープイエローにはMrカラー特色USAFイエローを使いました。
帯はテープでマスキングし、艶消しレッドで塗装して完了。
この後、マークのシールを貼り、ライト部をつければ完成です。
ライト内にはアルミテープを貼り、ライト前面の板がないので、透明プラ板で追加しました。
塗装完了、マークはシールなので、保護のためクリアを吹いておきました。
完成
私もサンダーバードをコレクションしていますが、これで4号が埋まりました。
残るは3号のみで、近いうちに作りたいですね。
艶有り塗装とし ウェザリングをしなかったので 完成すると、なんともいえないオモチャ感が漂います。狙い通りの仕上がりとなりました。バンダイ旧版にふさわしい雰囲気かと思います。
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