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　　 He111【CASA 2.111】 (MATCH BOX 1/72)

by GRIFFON

　スペイン空軍のHA-1112とCASA 2.111が残っていたので
BATTLE OF BRITAINの映画が実現しましたが
歴史の偶然とはいえ、まったく奇跡のような事です。

同じくHA-1109が残っていたので「DER STERN VON AFRIKA」
が作られています。

貧乏なスペイン空軍の物持ちの良さのおかげで
今も夢のような映像を楽しめます。

BATTLE OF BRITAIN(1969)公開の頃
雑誌の写真を見て感動したり
行きつけの模型屋でHA1112の改造作品
(REVELLかAIRFIX)を見て羨ましく思ったものです。

　以前にHA-1109とHA-1112は作っていますので
今回はHe111を作りました。

He111は今後、作らないと思うので
ナセルを交換式にしました。

CASA 2.111エンジン部はREVELLのLANCASTERをコピーして改造。
MATCH BOXのKITは細部が省略されているので、適度に追加。

CASA2.111の内部はHE111とは多少、異なっています。

爆弾倉の後ろはラジオオペレータの折りたたみ席があり
後部銃座射撃時にも使用するので機首方向にも背当てがあり
隔壁に頭当てのあるものもあります。
(BATTLE OF BRITAINの映画で確認出来ます。)

腹部ゴンドラの左右上にシートがあり
その後ろの側面窓にも機銃が追加されていますが
映画では無いようです。

スペインは236機も生産していますが
何に使うつもりだったのでしょうか。
自衛隊のC-46は36機だったので輸送用としても多すぎます。
不時着時の自衛用にMP40が装備されていますが
これも意味不明です。

買ってから33年たってしまいました。
眺めていると色々な事を思い出します。

モータを入れ、主脚カバーを開閉式にして
【1/72 飛行機を飛行姿勢と着陸姿勢で作ろう】第6弾です。

BATTLE OF BRITAINもRE-MAKEしてもらいたいものですが
HA1112は世界各地に散らばり、飛行可能なCASA 2.111も
ありません。

BATTLE OF BRITAINの未公開映像がYOUTUBEに出ています。
CGと組合わせて、ドイツ側目線で
RE-MAKEしてもらいたいものです。

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