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（Ｐｈｏｔｏ）　祝生誕40周年　RFB　ファントレーナー

by　コルディッツ

博物館実機写真

　東西ドイツが並立していた1977年10月27日、西ドイツのライン航空機製造（RFB）の製作したRFBファントレーナーが初飛行に成功しました。
　同機はダクテッドファン（円筒形のダクトの中でプロペラ状のファンを回転させて推進力を得るシステム）を採用し、ターボシャフトエンジンで6枚のファンを回しました。操縦特性がターボジェットエンジンの戦闘機と似ているので、練習機向きでしたが、西ドイツ空軍には採用を拒否されました。

　一方、タイ空軍は1982年に47機の購入契約を結び、1987年にRFBのキットをタイに送らせて、タイで組み立て、運用を始めました。（現在退役済み）
　RFBには450馬力のエンジン装着の400型と、650馬力エンジン装着の600型の2型式があり、両機ともタイ空軍博物館で拝観できます。

RFB　ファントレーナー 400　F-18-01/27/4001
　タイ空軍博物館（ドン・ムアン空港裏）にて　　2017年6月撮影
　博物館の正面入口前の庭に展示されています。
　エンジンはアリソン250-C20B