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飛行機プラモデルの製作

   DGA-6 Mr.Mulligan (テスター1/48)

by TOSHI




 1935年のトンプソン杯優勝機です。前年のDGA-5 Mr.Ikeが小さな単座機なのに翌年は4座席機というのも面白いですね。
画像の小型機はDGA-5 Miss.CHEVROLETです。シボレーのロゴが鮮やかです。
キットは古いホークの金型で90年代にテスターが販売しています。シンプルですがカッチリした出来で素材としては一級です。




  コックピットはがらんどうですのでプラ材で手を入れました。詳細な構造が判らなかったのでそれらしい程度です。
本機はレプリカを含めて飛行可能な機体が多くあるようで、飛行中の動画が公開されていますが操縦席はかなり狭いものの、視界は見た目より良好みたいです。動画を観る限り機動性も良好ですね。




 Webで見つけた1935年当時の写真を参考に脚周りや張り線を作りました。特に脚周りはキットとは大きく違いますね。
主翼の補強支柱の位置も修正しています。
エンジンもキットのままでは余りにもプアなのでそれらしくデッチ上げました。




 デカールは良質ですので問題ありませんでした。白い機体にで金文字がシックです。
ゴールデンエージのレーサー機はキットに恵まれないのが残念ですが、これからも中古屋で探してみたいと思います。


製作過程


P-01
テスターが90年代に販売した旧ホークの一連のレーサー機です。プレミアムがついておらず1400円でした。

P-02
マーキングが浮き出しモールドですので削る必要がありますね。シンプルな部品構成です。



P-03
流石にエンジンはプアですので改修しましょう。
シリンダを奥に引っ込めます。

P-04
キットの部材を活かして立体的になるように組み替えました。プッシュロッド、プラグコードを追加しています。



P-05
カウリングに入れました。

P-06
エンジン部が完成しましたが、とりあえずキットのままよりはましになりました。



P-07
それらしくプラ材でコックピット内部を作っています。

P-08
コックピットを塗りました。シートは革張りかもしれませんね。


P-09
実機は鋼管羽布貼り構造ですので、コックピット正面にもパイプを追加しました。

P-10
傷を確認するため全体を黒で塗装します。この後、白をエアブラシします。


P-11
全身を白で塗った後、デカールを貼ります。
フィルムも薄く良質なデカールです。

P-12
デカールを貼った後で主翼下面の鮮明な画像を見つけ、間違いに気づきましたが見なかったことにします(笑)。
脚部の補強(張り線)だけは修正します。



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