　　Home >　2017年11月号　＞　博物館実機写真　＞　（Ｐｈｏｔｏ）空自　　カーチスC-46D　コマンドウ

（Ｐｈｏｔｏ）空自　　カーチスC-46D　コマンドウ

by　コルディッツ

博物館実機写真

　今回の特集のために、カーチスC-46コマンドウの写真をよく見ていると、機首は笑っているかのようで、逆だるま型の胴体と合わせてユーモラスで、万人向けのキャッチャーな風貌だと思いました。しかし世間では寸胴に見えるスタイルと、ライバルのC-47のような映画化される輝かしい従軍歴がないので、関心度はイマイチのようです。私も拝観の際にお目にかかる機会は多かったのですが、カメラを向けないことが度々でした。

探してみたら海外で撮影したC-46の写真は、わずか2枚！　アメリカ空軍博物館のものは暗すぎて却下。
中国空軍博物館のは遠すぎですが、なんとか判別できるので、掲載させていただきます。
　若い頃は戦闘機や爆撃機にしか関心ありませんでしが、齢を重ね社会のしがらみに振り回されたせいか、無視していた練習機や輸送機、雑用機などにワクワクするようになりました。これって老化ですかね？

　カーチスC-46　　不明
　中国空軍博物館（北京郊外）にて　　2004年5月撮影
　なぜもっと接近して、ディテールを撮影しなかったのか、悔やまれます。

　カーチスC-46D　61-1127（日）　　44-77859（米）
　河口湖自動車博物館にて　　　　2013年8月撮影
　屋外展示機を駐車場から撮影しました。
　航空自衛隊のカーチスC-46導入は1954年で、D型36機がアメリカから供与されました。愛称は「天馬」と呼ばれ重宝しました。
1962年にパーツ取りを目的に中華民国空軍からA型9機、D型3機を購入。
しかし状態が良かったので整備し、輸送機として使用しました。

　カーチスC-46D　　91-1138（日）　42-101098（米）
　航空自衛隊浜松基地広報館にて　　2012年9月撮影　　
パイアセッキCH-21Bとツーショットとは、浜松広報館は見ごたえ十分です。
C-46の退役は1978年3月22日。
この91-1138機がラストフライトした2機のうちの1機で、
美保基地所属機で、浜松基地まで飛行しました。
もう1機は入間基地のEC-46D　91-1145機で、入間基地に展示中です。

Home　＞2017年11月号　＞　博物館実機写真　＞　（Ｐｈｏｔｏ）空自　　カーチスC-46D　コマンドウ

「webモデラーズについて」

「広告のご出稿について」

プラモデル模型製作特集2

TOTAL PAGE

（Ｐｈｏｔｏ）空自 カーチスC-46D コマンドウ

（Ｐｈｏｔｏ）空自　　カーチスC-46D　コマンドウ