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BUFFALO (アオシマ 1/72)
by GRIFFON
バッファロは、オランダ領東インドやマレーで
惨敗していますが、使い方によっては
手ごわい相手となったと思います。
( 紳士の飛行機 &空の真珠・・)
不思議と魅力のある機体で、キットも多く出ています。
レベルを5個、MATCHBOX,アオシマを各1個買って
随分、長い年月が過ぎてしまいました。
買ってから44年も、たってしまいましたが
人生の総決算の1つとして、作りました。
今更、これを修正改造する意味などありませんが
アオシマらしさを残しつつ、まあ見られる物にしました。
アオシマBUFFALOの悪女(BUSU)な所は
エンジン、舵面、小物なので
あらかじめ切り取って、毒を抜いておきます。
・カウリングはREVELLを使用、エンジンは自作
・コックピット、脚庫 エンジン架を自作
・水平尾翼とラダーはREVELLを使用
・エルロンの形がダメなので作り直し
ついでにフリーズ式に直して可動です。
・主脚タイヤはREVELLを使用、尾輪は作り直し。
BUFFALOは脚庫やエンジン架の資料が無かった為
製作をためらっていましたが
現在では、NETで十分な資料が手に入ります。
高額な洋書を買えば、資料があったのかもしれませんが
日本の航空雑誌でBUFFAROの特集をした物はありませんでした。
丸(MARU)メカニックで特集してくれれば
良かったのでしょうが、実現するはずもありません。
売れない物は発売されないのですが
このような物を扱わないのが日本の航空雑誌の
底の浅さです。
追加工作をしてみると、色々興味深い事が判ります。
・脚の引き込み装置は独特な物です。
・排気管は防火壁の後ろにありますがタイヤや
冷却空気漏れの問題は無かったのでしょうか。
十分な資料があれば、もっと前に出来ていたと思います。
タミヤ1/48も参考に買ったのですが脚庫やエンジンまで
再現していてくれたら・・
44年も放置してしまいましたが
十分な追加工作を、してやれました。
長年、望んでいた事が出来、まあ満足です。
【アオシマ】
アオシマの1/72シリーズは1960年代
フジミ ワンハンドレッド(100円)シリーズ
と双璧をなす駄作シリーズでした。
機種選定は非常に、マニアックで良いのですが
技術が全く伴なっていません。
子供の頃のこととはいえ明らかにLS、タミヤより
劣る物しか無かったのは不幸な事でした。
思うに日本の文化程度の低さの為だと思います。
技術が無かったから?
出来が悪い中でも紫雲のフロートなどは
そこそこ良く出来ています。
メーカの「こんな物でいいや」という姿勢が見え見えです。
同時期のLS、タミヤより、はるかに劣っていたのは
客をなめていたとしか思えません。
翼断面はメチャクチャ 小物はぞんざいな出来です。
クリアパーツも金型さえ磨けば、もう少しなんとかなったものを・・
人材と金のかけ方の問題だったのでしょう。
50年前でも評価は相当、低く付けざるを得ませんでした。
まあ駄作の中でもBUFFALO,P-63は比較的マシな方ですが
P-36 F7F 紫雲 瑞雲 烈風 5式戦などは他に無いから
仕方なく買うという物でした。
FROGもラフな出来ですが(ひどい物もありますが)
アウトラインの良さが補っています。
FROGは省略、アオシマは手抜きといった所でしょうか。
「子供のおもちゃ」という言葉があります。
日本では、いい加減な物をさします。
模型も、それに含まれ「いい加減、模型は卒業・・」
という言い方がされます。
では卒業した大人は、どうかといえば
パチンコ、賭け事、酒・・・・
模型を馬鹿に出来るレベルでは無いです。
日本で模型がホビーとしての地位を認められる事は
今後も無いでしょう。(認めてくれなくてもいいけど)
その後は反省したようで真大戦機シリーズやAE86等
良い物を出すようになりました。
BUFFALOといえば
YOUTUBEに良く出来た動画がありました。
www.youtube.com/watch?v=h8o6BSkCanE
やはり、フィンランドは外せません。
そのうち作ることにします。
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