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　　ポテーズ452（アズール 1/72）

　　by Nobunaga

ポテーズ戦闘飛行艇は「紅の豚」でポルコのサボイアS.21と競わせたかったね。

　カヌーのような細い艇体と突き出したエンジンのスタイルが面白い偵察（観測）飛行艇です。１９３５年（昭和１０年）フランス海軍のオーダーにより製作され戦艦ロレーヌなどの大型艦艇に搭載されました。主翼が折り畳めるコンパクトな飛行艇です。
これを単坐としエンジンを強化した戦闘飛行艇も試作されましたが実用化されませんでした。

　キットはパーツ数も少なくこれは簡単にできるとぞ思ったのが間違いで、主翼を折り畳んだ状態の実機写真や図版を見るとこいつはジョイフルだ！っとたまらず主翼を切断してしまい、おかげで完成するまで２か月も楽しめましたよ。

１６機しか製造されなかった割には実機写真や図版も多くスタンレーさんのボックスアートも参考に想像も加えてディテールアップしました。

　主翼を支える支柱はカンナ掛けで薄くしたのですが幅が広いので実感を損ねてます。これから作る人は支柱をうんと細くするかプラバンで自作すると良いですね楽しめますよ。ちなみに主翼フロートの支柱と支持ロッドはプラバンで作ってます。エンジンにもプラグコードを付けてディテールアップしました。

　　前縁スラットはレジン製でガイドまで一体整形ですが使えません。プラバンで自作しました。尾翼に伸びるエレベーター索やラダー索は0.2ミリピアノ線です。

デカールはカルトグラフ製ですが品質は？で糊が薄くてフィルムが硬くて、軟化剤を塗ったくってやっと点きました。

キットパーツの７．５ミリ機銃はチャチイですね。自作すれば良かった。

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