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(Photo)主翼折り畳みのFi156 in Italy
by コルディッツ
博物館実機写真
「世界の傑作機」のNo179「Fi156シュトルヒ」を購入しました。最近はスマホのせいか書籍購入は稀なのですが(出版社の方々、ごめんなさい)、本書は購入して耽読するに値する良書でしたので、購入できてよかったです。
ただ残念な点が二点あり、一点はFi156のハレの舞台のムッソリーニ救出作戦の指揮官を、親衛隊のスコルツェニーのように描写していることです。
実際はドイツ空軍のシュトゥデント将軍が作戦を指揮し、現場指揮官も空軍のハラント・モルスでした。スコルツェニーも作戦に同行していますが、その任務は救出後の保護でした。
もう一点は本文にもありましたが、主翼を折り畳んだ状態の情報が少ないことです。後者についてはイタリア空軍博物館に折り畳んだ機体の展示がありましたので紹介させていただきます。またウィーンの軍事史博物館展示のシュトルヒは、主翼と胴体をつなぐ支柱にミラーが設置されていました。
これも珍しいので合わせて紹介させていただきます。
Fi156 MM12822/20
イタリア軍事史航空博物館(Vigna di Valle) 2017年12月撮影
隣の三発機はSM82(MM61187 ZR/89)です。
Fi156C-3 7A+WN
軍事史博物館(ウィーン)にて 2016年12月撮影
右主翼の支柱で、途中で主翼に補助支柱が伸びている部分に注目です。
胴体側からの撮影です。
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