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タミヤへの一言
by コルディッツ
今や日本のプラモデルを代表する、世界でも知名度の高いタミヤ模型。不運にも?プラモデルに関心を持った子供や、終活にプラモデルをと考えた高齢者にプラモデルを紹介するとしたら、まずタミヤのキットになると思います。
振り返ってみると、タミヤのプラモデルで購入して製作したのは、35と48の地上車両と兵士、48と72と100のヒコーキ、少数ですが700のウォーターラインだけです。タミヤの誇るF1や二輪にはノータッチなので、自分の軍事へのこだわりに呆れました。
私の中でタミヤすごい!と実感したエポック・メイキングのキットは、ウォーターラインだと軽巡洋艦多摩で、当時は他社のキットを買うのが馬鹿らしくなりました(今は違いますよ、念のため)。35だとT-34/76とチャーチル・クロコダイル、ヒコーキだと48のワイルドキャットです。以降は組立説明図の塗装色の指示に、他社のプラカラーも加えてくれたらと「たまに」思うくらいです。
「たまに」なのは、自社製のプラカラーしか指示しないのは、他社のプラカラーには責任は持てないという、ある意味良心的な姿勢とも言えますので。
タミヤの社会貢献も見逃せません。ボービントン戦車博物館の「タミヤホール」、スミソニアンの「青嵐」のレストア支援、自分の僅かな小遣い銭が、こうした形で還元されているのは正直うれしいです。
タミヤの「英国ひいき」も私の趣向と波長が合っていますが、実はここに不満と言ったら大げさですが、モヤモヤしたものを感じています。それは
1 スピットファイア偏愛 英国における零戦とはいえ、偏愛しすぎです!
バトル・オブ・ブリテンの真の勝者ハリケーンを、タミヤ製のキットで作りたいです!
2 「英国ひいき」を「英連邦ひいき」に拡張を望みます。具体的にはカナダやオーストラリアになりますが、ラム戦車やカンガルー兵員輸送車、センチネル戦車、ヒコーキならばヌーアダインUC-64ノーズマンやデ・ハビランド・カナダDHC-1チップマンク、アブロ・カナダCF-100カナック、ブーメラン戦闘機、ウィラウェイ練習機、エイボン・セイバーなど選択肢は多いかと。
特にノーズマンはMMシリーズに合いますし、グレン・ミラーのフィギィアと
トロンボーンの模型も入れたら相当の収益が見込める…かな。
3 「英国ひいき」から逸脱しますが、かつてS戦車、ドラケン、ビゲンを出したように、再びスウェーデンや北欧諸国に目を向けていただけると嬉しいのですが。
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