コラム「日本航空史」との、自分コラボで作った。
Mig-25函館空港強行着陸事件の発生は昭和51年9月6日。ハセガワは2か月もたたない10月29・30日(東京)・11月11日(大阪)で開催された「第16回全日本プラスチックモデル見本市」にソリッドモデルらしい模型を展示、キットの製作を発表した。『航空ファン』誌の広告を調べてみると翌年1月発売、広告文に「世界中のマスコムを賑わせたミグ-25の函館強行着陸事件は、まだ記憶に新しいところ。この話題の最新鋭機ミグ-25を、ハセガワは貴重な資料をもとにできる限り正確に再現しました。」とある。 ハセガワのMig-25はこの事件を伝える証人であって、このキットだけが持っている歴史的価値だ。
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製作に使ったキットは、つい先日に「ワールドホビーショップはせがわ」で購入したもの。定番キットとして存在していることに驚く。
このキットを作るのは3回目か。発売早々に作ってときに合いが悪い製品だと思ったが、こっちの技が向上したこともあって、今回は「普通にできる」と感じた。最新の良質なキットのように接合部分が分らないという精度ではないが、ごく僅かなパテで接合部分を隠せる程度で、問題ない。よって、気になるところにちょっと手を加えたくらいで、あとはプラモデルを普通に作る感じで組んでいる。 |