「傑作機」と聞いて、即思い浮かべるのはBf109Fです。Bf109系列の中で最も洗練されたフォルムで、機動性の高い機体だと思います。F型を自由自在に乗り回した「アフリカの星」の活躍も相まって、プラモデルもF型を中心にしようと思った時期もあります。しかし約40年前の高校生ー大学生の頃は、自分のコレクション・サイズの72では、フロッグの物だけで思うように入手出来ず、レベルのE型のように量産できなかったのが心残りでした。
フロッグのキットは、レベルやエアフィックスのG型の中でも、一番スマートで作りやすく、ずっと私の頭の中では、実機共々「傑作機」でした。
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そんな訳で「特集 フロッグ」投稿を目指し、Bf109F製作を進めてきましたが、お恥ずかしながら「特集 傑作機」の締め切りを迎えても未完です。その理由は色々ありますが、最大の理由は優柔不断で「どの塗装のBf109Fにするか」決められなかった事です。最初は自分の見た残存機に準じようとしたものの、防塵フィルターを装備していないことに気がつき、F型と言えば防塵フィルターという刷り込みがあるので、方向転換するなどブレが大きすぎました。そこに持ってきて。老眼と手指の巧緻性低下で、組立中・塗装中に何度も床に落としてしまい、埃まみれにしたり、プロペラを1枚折って行方不明にしたりと、少々焦ることが多かったです。とは言え、少しずつ工作は進み、ペラも発見したので、今回の特集で報告させて頂こうと思いました。詰めが甘くて済みません。
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