速いことはイイことだ、という開発競争の時代にエリアルールをとりいれて音速をこえることができた邀撃戦闘機。SAGEという警戒防空システムのための飛行機で、接敵から攻撃まで地上司令で自動化されているのだという。つまり、ベアみたいな爆撃機がブ~ンと飛んできたらゴ~~と飛び上がって超音速でビューンと接近、そしてミサイルをババーンと発射する、という構想。いうなれば、超長距離地対空ミサイルの1段め、という飛行機。
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1969年発売のキットらしい。我が家の在庫プラモのなかあったのだが、いつ・どこで入手したのか記憶にない。ようやく、作る気持ちになった。
ハセガワが急速に品質を上げていた時代のキットで、“やってやるぞ!”という勢いが感じられる好製品。古い金型のキットだとはいえ模型的な量感は素晴らしく、組んでいてとても気持ちがよい製品といえる。このキットはミサイルを露出して組むことが基本なので、閉じた状態では扉がガタガタになる。私はミサイル扉を閉めて組むので、これに多少の手間がかかるのを承知すれば良い。 |