はじめに外装です。ホンダ伝統のトリコロールカラー…と言いながらブルーが濃淡2色有り、実質は4色になります。赤の部分は前述のようにデカールでは難がありそうなので塗装で仕上げます。使用したのはすべてMrカラー。GX1クールホワイト、C79シャインレッド、C65インディーブルー、C322フタロシアニンブルーにしました。
というわけで、このトリコロール、超カッコいいんだけど実際塗るには「どうやって塗るんだろう?」です。ここはデカールの1/1とインスト側面図の149%コピーを取り、それを型紙にすればかなり正確なラインで塗り分けが出来ます。アッパーカウルとテールカウルの一部にもガイドの凸線がモールドされているのでそれも参考にします。塗り分けたら塗膜の段差を♯2000で軽く均し、いったんクリアーを吹いておきます(図5)。
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デカールの下処理です。赤は大まかに塗装で仕上げたので、境目の金ストライプやゼッケンベースの黒枠など必要部分を切り抜いて貼り付けます。ギリギリでカットするのでなく1㎜ほど残した方が貼り易いと思います。多少残してもC79と色調が近いので目立ちません。切り抜いた中央部分は案の定、カッティングマットのマス目が透けて見えます(図6)。 |