言わずと知れた、ベトナム戦争の北爆でその名を轟かした米国の大型戦略爆撃機です。
共産圏(つまりソ連)の奥深くに侵攻して核攻撃を行えることを使命として開発された爆撃機でボーイング社がB-47で得たノウハウを活かして比較的短期間で開発した傑作機です。
8~16トンの通常爆弾、核爆弾、対地核ミサイルを搭載し、時速1,000km前後で、半径6~7,000kmの作戦行動ができる性能を持っています。
初飛行が1952年、運用開始が1955年ですから、既に半世紀上現役で運用されています。
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B-52の後、超音速戦略爆撃機としてB-58などの後継機が開発、運用されていますが、B-52のポジションを完全に埋めるには至っていないようです。
このため、今現在も最終量産型のB-52Hが70機程度現役で運用され、更に最近2050年まで現役で運用を続けることが決まったらしく、史上初の100年現役の戦略爆撃機となる可能性も出てきました。
他にも書き始めるときりがないので、この辺で止めておきましょう。 |