Home  > ハインケルHe59B (スペシャルホビー1/72)< 飛行機プラモデル製作<2018年7月号


ハインケルHe59B (スペシャルホビー1/72)

  by Nobunaga

強くてスマートでハデなパフォーマンスとは縁がない地味な仕事をこつこつ頑張る、そんな人わたし好きです❤️

 スタン・ハイエクさん(とお呼びするのかな)のボックスアートはいつも素晴らしいですね。サインの横にアラビア数字で2003年と書いてあります。 最近はローマ数字で表記していますがこれでキットの発売時期が分かります。




*この実機紹介記事はインターネットウエブサイトの「keyのミリタリーなページ」より引用させていただきました。(  )内はnobunagaの追記です

 偵察爆撃機として設計された機体。原型は1931年(昭和6年)9月に初飛行。1933年頃から空軍の沿岸偵察部隊などに配備が開始されているが、一部の機体は1936年 にスペインのコンドル軍団に所属して作戦に従事した。
第二次大戦開戦時にも沿岸偵察部隊の中心 として活躍中で海上救難や機雷敷設などの任務従事や多用途練習機として使用されていた。
1943年には実戦部隊を退き、訓練任務に従事していた機体も44年(昭和19年)には生き残っていた全機が退役し た。また43年8月から同年末まで4機がフィンランド空軍に貸与されており、長距離偵察や輸送 任務に従事した後、ドイツへ返還されている。


 スペシャルホビーのキットの羽布張り表現はいつも素晴らしいです。また、レジンのコックピットは精密感があって製作意欲が湧いてきますね。


 わくわくしながら作り始めて雑誌「レプリック147号製作記事の日本語訳をよくよく読むとデイティールが全然違うって書いてあるぞ。パネルラインは彫り直しで、コックピットはでたらめで使い物にならないんだそうだ。胴体右側のドアが無いって、フロートの先端は平板なので作り直せって、フロート支柱に至っては呆れて何も言えないって、どうしてくれるんだスペシャルホビーさん!モチベ一気に下がりましたよ。写真を目を凝らしてみると確かに指摘は正しそう、すぐ気を取り直すのが取り柄の小生どうせ誰も見たこと無いんだから直せるところは直して作っちゃおうと製作再開です。
複葉機の張り線張りはいつもスリリングです。どうやって張るのか試行錯誤、頭の体操ですね。未熟ながらも電気コードの銅線で極小ヒートンを作り埋め込んで1号テグスで張り線張りです。
 それにつけても製作を長期間楽しめるなんてなんてジョイフルキットでしょう。「お値段以上の◯ト◯」ですね。

製作

コックピットはインストに従って組み込みます。キット付属の塩ビ窓ガラスはオレンジ色に変色して使えません。透明プラバンで作り替えです。


指摘のあったコックピットは幅を狭めて、明かり取りの窓を開けました。スライドドアと乗降用ドアもついでに開けました。


エンジンナセルは1ミリ真鍮線を仕込んで下翼にがっちり固定します。


エンジン支柱は一部プラバンで作り直しです。フラップにトリムタブを付けます。


指摘のあったフロート下部はプラバンを貼りパテを盛り付けます。上部もプラペーパーで円形のハッチを作ります。


本体は塗装しデカールを貼り、クリアーを吹いて完成直前の状態にしてフロート固定台に乗せて合体させます。









参考資料:レプリック誌147号、モデルアート8月号臨時増刊「ドイツ軍用機の塗装とマーキングvol.2」その他インターネットに依る実機写真、作例等


  Home>ハインケルHe59B (スペシャルホビー1/72)< 飛行機プラモデル製作<2018年7月号

Vol.119 2018 July.   www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /  
           editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず  リンクフリー

「webモデラーズ について」 「広告のご出稿について」
 

プラモデル模型製作記事

TOTAL PAGE