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特集 今は無きメーカー・オオタキ

F-105D サンダーチーフ(オオタキ 1/144)

  by 田口博通 Hiromichi taguchi




 オオタキは 1/144 ジェット機シリーズでも いくつかの秀作(RA-5Cビジランティ、F-102、F-111、 F-14、 F-15 )があり、今回のF-105Dサンダーチーフもその一つでした。




 スタイルが大変よく、1974年発売時に100円という1/144シリーズの価格設定は妥当だったとは思います。実機が大型なので 1/144でも そこそこの大きさがありますが、オオタキ1/48大戦機シリーズの「零戦五二型丙」など発売時200円と安価でしたから、相対的にはちょっと高かったように感じました。




 機体表面は凹パネルラインで、増槽も付属、キャノピーも透明度が良く、良い形でした。脚関係も繊細な仕上がりでデカールも印刷はしっかりしています。
 最近使っていないハンブロールの塗料があったので、筆塗でベトナム迷彩としました。艶消しがMrカラーとは全然違う質感です。たまには新鮮でいいです。 あっというまに完成しました。




 オオタキの消滅と同時に絶版になったのは残念ですが、我が家にはまだ4機分のストックがあります。
金型を引き継いだアリイから1/144シリーズは発売が続行されていますので、それがあるうちはオオタキの輝きをずっと感じれることと思います。



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