航空情報 2018年9月号
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航空情報9月号 は「中国の空母と航空戦力」についての大特集が組まれている。
成都20型、瀋陽31型、成都J-10といった最新鋭機の他、Su-27中国発展型J-16から、古い西安7型(フライングレオパルド)、瀋陽8型やJ-7(MIG21F)まで網羅されていて、立体的に中国の実戦配備機を把握できる 面白い特集だった。ここまでまとまった中国実戦機の特集は貴重で是非一読をお奨めしたい。
また、最新のステルス艦橋の001A型空母の写真と最近の情報が掲載されているのも興味深い。なんでも電磁カタパルトを装備しているそうである。この5月に大連から試験航海に出たようで2020年に就役するようだ。
さて、「空旅日記エクストラ」というオランダ在住の日本人音楽家へのインタビュー記事があり この方はバスとタラップから乗る”沖止め”が好きなそうだが、その右隅の「航空機-音楽家」あるある という囲み記事が面白かった。プロの音楽家が海外ツアーのために、大切な楽器を機内に持ち込む際には 大きくて極めて高価なだけにトラブルが起こりがち。チェロ奏者も、ストラディヴァリウスを抱えたバイオリン奏者も苦労が絶えないようだ。お察しします。
こういう気軽な記事も貴重です。
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