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特集 テストプレーン

(Photo) フェアリー デルタ2 / BAC221

by  コルディッツ
博物館実機写真

 フェアリーデルタ2はイギリスの超音速実験機で、WG774とWG777の2機が製造され、1954年に初飛行しました。無尾翼のデルタ翼機で、エンジンはロールス・ロイス・エイボンRA.14Rのアフターバーナー付きで、1956年に世界速度記録を樹立しています、
 写真でも分かるように機首の仰角が強く、このため離着陸時には長い機首を折り曲げて、視界を確保するようになっていました、
 フェアリー社はBACに買収され、WG774はBACのコンコルド旅客機開発のため、オージー翼に改造されて、1973年まで試験飛行に従事しています。
 2機とも現存し、英国の空軍博物館と艦隊航空博物館に展示されています。
※オージー翼(Ogee Wing) 二段の前縁後退角を曲線で結んだ三角翼



 Fairey Delta2  WG777
 王室空軍博物館(コスフォード)にて     2016年4月撮影







BAC221  WG774
 艦隊航空博物館(ヨービルトン)にて      2016年4月撮影
 コンコルド開発の試験機になったので、並べて
いるのかと。当該機はG-BSSTで試作2号機です。







上空はソッピス・キャメル(レプリカ、B6401)です。





手前ホーカー・ハンターT.8M(XL580/VL-723)
 ブルーフォックスレーダーを装備し、シーハリアー向けの複座訓練機です。



手前のハリアーらしき機体は試作機ケストレル。
 ホーカーP1127 XP980 です。



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