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特集 グラマンVS零戦

    F4F VS A6M2

by GRIFFON



1942年8月7日の「敵の機体には無数の穴があき
方向舵は破れ障子のように・・・」の場面です。

後年、F4Fの残骸が発見されているので
この話は本当の事でしょう。


F4F(REVELL 1/72)
・コックピットを追加してモータを入れる
・開位置にする為、キャノピを絞り出し



A6M2(LS+旧ハセガワ 1/72)
1980年代、1/72のまともなA6M2を手にするには
こうするしかありませんでした。
基本プロポーションの悪いハセガワを修正してもダメです。
あるいはLS1/75にタミヤのキャノピを移植するかでした。



LS 1/75の時代は長すぎました。
期待していた旧ハセガワ1/72が出た時は
箱を開けて落胆したものでした。

苦渋の選択として2個1を試み、30年たってしまいましたが
手を付けた以上、完成させます。

胴体関係はLSを使用
・防火壁を延長、筋堀り位置を調整して1/72化
・LSの欠点である機銃カバーの形状を修正
・カウリングの形状を修正
・垂直尾翼前の胴体の落ち込みを修正
・下面フィレットの形状を修正
・キャノピは自作

翼関係は旧ハセガワを使用
・リベットを削り、筋堀りを追加
・ねじり下げを再現



1942年8月7日
この日の出来事はグラマンと零戦の違いが
明白に表われています。

・7.7mmを200発受けても落ちないグラマン
・無線も使えず簡単に遮風板を打ち抜かれる零戦

モデラーを50年近くやっていますが
まともに零戦を作ったのは初めてです。

防弾も無線も無いのに世界一のように
祭り上げられているのが何か引っ掛かり
どうも好きになれませんでした。

本当は、この事から教訓を読みとらなければ
ならないのですが・・

近年、NETで手放しに零戦を祭り上げていますが
何か大事な事が忘れられている気がします。




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