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カプロニ Ca.310 リベッチオ(アズール1/72)
by
Nobunaga
CA.310は1937年(昭和12年)初飛行。当機は輸出向けモデルとして製造されているが、ノルウェー、ペルー、ユーゴスラビアに少数機が輸出さ れたのみで、製造機の大半はイタリア空軍に納入されている(イタリア軍から間接的にスペインやハンガリー に供給された機体もある)。
改良型は発展型も多数が計画され、出力強化型であるCa313などはイギリスから300機、フランス から200機の発注を受けていたが、イタリアが枢軸側に立ち第二次大戦に参戦したため、この契約は無効 となってしまい実際に輸出できたのはフランス向け5機とスウェーデン向け84機、ドイツ向けの少数機だ けだった。ちなみに当機の愛称「リベッチオ」とは南西風のことである。
*インターネットウエブサイト「keyのミリタリーなページ」より一部引用しました。
キットは簡易インジェクションの本体とクリアのキャノピー窓類、レジン、エッチングの標準的な構成になっています。カプロニさんの設計した機体はご覧の通り温室みたいで眺め抜群ですね。って言うことは窓枠だらけってことで作るのを躊躇してる人も多いのでは。日本機は窓枠が多いって嘆いている人、これ作ったあとはどんな窓枠もラクチンですよ。
このキットのお楽しみはキャノピーと窓のマスクでしょうか。2ミリ四方の窓が並んでいるし胴体上部のドーム型の銃座の形も複雑です。別売りのマスクセットが手に入れば良いのでしょうが。手に入らなかったので低粘着フィルムを小さく切って窓に貼り窓枠に沿って切り抜きました。1枚1枚貼る度に嬉しさは増してきます。ほんとですよ。
各動翼はメリハリを付けるため一旦切り離して整形してから接着します。塗装はミスターカラーのGX(白)を全面に吹き、主翼端と垂直尾翼の白い部分をマスクして今度はミスターカラーの39ダークイエローを全面に吹いて同じく302グリーンを網目状に吹きます。
もう一つのお楽しみは主車輪の泥よけ作りですね。エッチング部品に小さい板がついていてそれで泥よけを作れって言うことなんだけど、なんだかなあ。タイヤを包むように曲 げるってやってみろって。やってみたら案の定デコボコでへこんだところにパテを塗ってやすってそれらしくはなったけどなんかなじんでないぞ。
参考資料:「第2次大戦フランス/イタリア軍用機」ガリレオ出版、「WWⅡイタリア軍用機入門」飯山幸伸著 光人社NF文庫その他インターネットによる実機写真、作例等
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