まずは全体を見ていきます。キットはこの頃のハセガワのキット同様、少ない部品で構成されています。主翼や水平尾翼は左右は別物ですが1枚板で構成されています。そのためかモールド表面に少し引けがみられますが、サンドペーパーで少し調整する程度で済ませました。胴体は左右のパーツを貼り合わせ、そこに左右の主尾翼を差し込めばもう「士」の字に出来上がりです。エンジン後部のアフターバーナー部は別部品ですがピッタリ接合できます。問題点はエアー・インテイクのパーツが胴体部と少し相性が悪いことくらいでしょうか。最初にすり合わせが必要なようです。しかし全体としてはF11F-1の特徴を良く捉えています。 |
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キャノピーやウィンドシールドも薄くて透明度が秀逸です。また搭載兵装としては、サイドワインダーが4発とエリアルールを採用したのかと思えるような胴体の括れたドロップタンクが2本付属していました。搭載形態としては、サイドワインダー4発か、サイドワインダー2発とドロップタンク2本のいずれかの組み合わせとなり、今回は後者を選択しました。 |