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連載 1/72飛行機を飛行姿勢で作ろう No.29

グラマンF6F-5ヘルキャット(アカデミー 1/72)

by クラキン

 8月号以来中断しておりました「1/72飛行機を飛行姿勢で作ろう」の第29回目です。
今回はアメリカ海軍のグラマンF6F-5ヘルキャットです。



【実機について】
 言わずと知れた、大戦後期のアメリカ海軍の主力艦載戦闘機です。
2000馬力のエンジンに頑丈で生産性の高い機体、強力な武装、コックピット周りだけでも100kg近い鋼板を使用した防弾装備、見かけによらず高い運動性能など、
斬新さはないものの優れた艦上戦闘機として大戦中の敵機撃墜数の大半を占める活躍をしました。
但し、F4コルセアの配備により、大戦終了後は急速に退役し、短命に終わりました。



【キットについて】

 アカデミーの1/72、パーツのモールドや合わせも良く、ストレスなく組み立てられます。
素組みで作るだけなら正味2日で完成できると思います。
シルエットもそこそこ及第点でちゃんとヘルキャットに見えます。
エンジンを2200馬力のP&W R-2800-10Wにパワーアップし、キャノピーなどの機体改良を加えた8000機近くが生産された後期量産型です。
付属デカールは空母ホーネットⅡ搭載機の1種類のみです。





【製作について】
 前回のサンダーボルト同様にダウンソルの6mmマイクロモーターでプロペラを回し、
3V3mmの砲弾LED1発から光ファイバーで翼端灯と胴体灯、尾灯の5か所を点灯させました。

内部配線


胴体灯


尾灯


配線を仕込んで組み立てる作業は手がもう2本欲しくなるような作業です。

エンジンパーツ裏側の窪みとモーターの直径や偶然ピッタリだったので、この点は楽でした。

内部配線エンジン


電源は台座内の単三電池2本で3Vですが、ちょっと足りなかったようで、電飾の方が直ぐに弱ってしまいます。

台座内の配線


スタンドと機体のジョイントは従来のビス方式からネオジム磁石方式に進歩しました。
アイデアをご提供いただいたみずさんに御礼申し上げます。
また電動電飾の師匠であるSOMAPさんにも感謝申し上げます。

磁石スタンド側


磁石胴体側


塗装とマーキングはキット付属のデカール通り、ホーネット搭載機のグロスシーブルーにしました。 尾翼と主翼の白の部隊マークはデカールを使用せず、塗装にしました。



その他はデカールを使用しています、グロスシーブルーはクレオスの365番をそのまま使用し、 同じくクレオスのスーパークリアⅡを上吹きし、モデリングワックスで磨きました。

機銃口の開口







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