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雷電（ハセガワ　1/72）

　　by 田口博通　Hiromichi taguchi

　厚木特集ということで、２０年くらい仕掛のまま，未完箱の中にあったハセガワの雷電がやっと完成！

　実は塗装までは一度完了していたのだが、主翼下面と胴体の境界に段差が残り、やる気が失せて未完箱入りとなっていたもの。
　今回、このままでは可哀そうと瞬間をパテとして段差を埋め、500番サフェーサーで周囲を均して、ペーパーで削った。修正が完了した後で、上下の塗装をリペイントしている。

修正前

修正後

　マーキングはもちろん厚木のヨD1195機。横須賀から、東京湾一帯の防空に活躍した雷電である。

　長銃身の20mm機銃がいかにも強そう。
恥ずかしいことに、未完箱に入っていた間に、防弾ガラスと座席を紛失してしまっており　部品が見つからない。完成写真を撮るためにキャノピーを思い切って接着。まるで無人機仕様となってしまった。
しかし、未完箱で永遠に眠っているよりは、ガラスケースの中に完成品として飾られている方が　模型はなんだか嬉しそうに見えるのは気のせいでしょうか。

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