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特集 日本陸軍機

九七司令部偵察機一型(ファインモールド1/48)

  by 田口博通 Hiromichi taguchi




 ファインモールドから12月に発売になった1/48ニューキットです。さすが現代の金型技術で作られた九七司偵で、スカッとしたモールドでした。




 陸軍が制式化にあたって、居住性改善のため大型化した風防や、方位無線機、ピトー管などキチッとフォローされていました。
半世紀ほど昔 マルサンから1/50でキット化されたことは、プラモガイドで知っていましたが、実は模型店でキットを見た記憶がありません。(中古店で極めて高価で売られている広告は見たことがありますが、)
この大きさの九七司偵を50年後のよもや2018年末に作ることができるなんて なんという幸せでありましょう。ファインモールドからの良いクリスマスプレゼントでした。



 コクピットです。操縦席の羅針儀や後部機銃も模型化されています。説明書では上面は3色迷彩の指定でしたが、茶と緑の2色迷彩にしました。マーキングは大陸を駆ける虎です。




 この大きさのプラモデルが、数日でストレスなく塗装まで完成。良い時代になったものです。








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