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特集 世界の傑作機

SEPECAT Jaguar GR1 (ハセガワ1/72)

  by 小川登至也



 今回、特集「世界の傑作機」に合わせて応募したのは、ハセガワ1/72SEPECAT Jaguar GR1 第16Sqnスペシャルマーキング です。
なぜSEPECATジャグアーが傑作機?そりゃもう、実質最初で最後の英仏共同開発機だから、というのもさることながら、日本の三菱T2高騰練習/F1支援戦闘機の直接の母体となった機体というのが大きいです。他国の実戦機に大きい影響を与えたのだから傑作機と呼んで差し支えないかと…、イギリス機ファンの小生は思うわけです。



それにしてもこのスペシャルマーキング、黒っぽい精悍な塗装に華やかな黄色系のマーキング、そして垂直尾翼には天使の輪付き棒人間の大描き・・・、インパクトと脱力感が奇妙に同居したこの姿、素晴らしいと思うのは小生がイギリス機ファンだからでしょうか。小生も男なので軍用機のヌードアートは大好きですが、存在感においてはそれらを軽く蹴散らすセンスです。さすが、我が愛しの大英帝国空軍、師匠と呼ばせてください。



 ハセガワの1/72キットは古いキットのためか、今の目で見れば合いがなんとも厳しいです。エアインテイクなどは側面、上下面とも1mm近く削ったと思います。機体のあわせも厳しく、小生もがんばりましたが隙間を完全に消すことは出来なかったようです。まあ小生の腕の問題もありますが。



 しかし、出来上がった姿はジャグァーの特徴のシャープな機首と優雅な主翼周りをうまく再現していて、完成すると小さい姿ながらもなかなか見ごたえがあり気に入っています。さらに、このスペシャルマーキングについていたステンシルの種類の多さのおかげで、精密感が出るのはさすがスペシャルマーキング仕様、多少高くても好きな機体なら買って損は無いと思います。ちなみに、塗装は、黒、ではなく、黒3:ガンダムカラーのティターンズブルー2の割合で混色したものをエアブラシ塗装しました。




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