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特集 エアフィックス

  ハンドレページ ハンプデン (エアフィックス 1/72)

by口博通 Hiromichi Taguchi



 「空飛ぶフライパン」とも、魚の骨とも呼ばれたハンドレページ ハンプデンですが、エアフィックスから1/72で発売されたのは、はるか昔、半世紀前のことです。
 最近はバロムとAZモデルからも1/72キットが発売されているようですが、7000円を越す高価キットらしく、まだ拝見したことがありません。
 AFのキットは 2年ほど前から少しずつ作っていましたが、さすが半世紀前のキットで、覚悟はしていましたが、すんなりとは完成させてくれませんでした。
 胴体は左右が合わず、コクピットは胴体にうまく組み込めず。水平尾翼は胴体にうまくつながらず パテだらけ、主翼は後縁が厚く ヤスリでガシガシと。
 作り始めた時は そのまま気軽に作ればいいと思ったのですが、とにかく完成させるためだけでも泥沼に。
 



 エルロンはそのままでは両側とも下がってしまうので、ガンダム用の1mm径スプリングの中に0.3mm金属線をさしこみ少し固くして、エルロンに仕込みました。 フラップとエレベーターも1mm径スプリングを仕込んであります。
 機銃、アンテナなど できるかぎり キット部品を使用しました。



 塗装は、Mrカラー特色セットを筆塗し、デカールを貼った後でつやけしクリアを吹き付けて艶を整えると共に、デカールを保護しました。
 完成すると 胴体が異様に細いハンプデンのフォルムが見事に再現されていて、さすがエアフィックスです。
 この半世紀で日本でこのキットを何人が完成に至ったのかと想像するとなんだか楽しいです。
 完成した人勝ちのキットでした。 


   


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