航空情報 2019年4月号

|
航空情報4月号の民間航空はシンガポール航空の春の機内新メニューなど紹介されていて、華やか。おもわず、顔がほころび 民間旅客機は愛がありますよね。
さて、そんな幸福感とは対照的な軍事航空の世界だが、冒頭8ページに渡ってロシアのステルス戦闘機Su-57が掲載されている。Su-57はアメリカのF-22に似たステルス戦闘機だが、あの話題の推力線偏向ノズルの写真がばっちりと掲載されているので、模型的な興味のある方はすぐ書店へ。 ハードの技術が進みコブラどころではない革命的な戦闘機の機動に 生身のパイロットの身体はついていけるのか、気になるところではある。
83ページにミサイル防衛システムで研究が進んでいるスクラムジェット機X-43Aと、ボーイングX-51Aが掲載されている。パワーレーザーが実用化されるまでは、予想できない軌道で飛んでくるマッハ15の極超音速飛翔体を迎撃ミサイルで阻止する研究を進めざるを得ないようだ。
また、先のオリンピックの開会式ではドローンの集合体による演技が話題になったが、88ページにそのドローン集合体の軍事進化形、アメリカの無人機網グレムリン計画が掲載されているので、せひ ご一読を。SF映画ターミネーターで見た怖い世界が現実になっていくようである。
|