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温故知新シリーズ第41弾
ベビーサンダー(イマイ)
by ヒサマロ
どうもヒサマロです。今回の温故知新シリーズは特集に合わせてイマイのベビーサンダーを取り上げさせていただきます。キャラクターモデルと言えば私の年代ではイマイのマスコットシリーズが最も身近な存在でした。
小学生低学年の時に作ったゴム動力の鉄人28号、鉄腕アトム、ロボット三等兵に始まり、
TVアニメのブームに乗ってエイトマンや伊賀の影丸、おばけのQ太郎など新製品が発売されるとすぐに購入して作っていたことが懐かしく思い出されます。当時の成型技術ですから今の目で見るとあまり似ていない物も多々ありますが、当時は立体としてそれが手に出来ること自体がうれしくて作っては遊んでいました。
さて、このサンダーボーイはイマイから大中小の三種類が発売されていたようです。大はリモコンで操縦でき色々なギミックが備わっていたような記憶がございますが、何せ小学生が簡単に手に出来るような金額ではなく、高嶺の花でした。中はベビーサンダーという名前でリモコンではなく最初はモーターでしたが、後にゼンマイ駆動になりました。
小はこれらからだいぶ後になってベビーサンダーと同じ名前でプルバックゼンマイ式で動く物として発売されました。今回私が製作したのはこの小の方です。もともとはアメリカの玩具メーカーからもっと大きいサイズでサンダーロボットとして発売されていたものを参考にしたようです。
それではキットを見て行きましょう。パーツ総数は26でスプリングで頭からミサイルが発射できるようになっております。成型カラーはブルーです。では組み立ててゆきます。まずはミサイルの組み立てで2組セットされています。上下分割された部品を接着したら軽くペーパー掛けをして、本体を銀色に頭部は黒に塗っておきます。
次に発射装置の組み立てですが最後にスプリングを入れてこれを胴体右側に接着します。この時に傾けたりするとスプリングが落ちたりしますので気をつけて下さい。私は落してしまって探すのにえらく苦労しました。
プルバックゼンマイにゴムで出来た後輪を取り付けますが、ハンマーなどでしっかりとシャフト部分に打ち込みます。これを胴体右側に接着しておきます。乾燥するまで左右の腕を組み立てておきます。前輪部分も同じく組み立てておき先にこれらも塗装しておきます。箱絵を参考に腕は赤とスカイブルーに前輪は赤・銀・黒で塗り分けます。
顔面部分を接着して頭部の爪部分に接着剤がつかないようグリスを塗って前輪シャフトをはめ込んだら左右の胴体を接着します。若干の隙間と後部胴体にひけがあるのでパテ埋めしておきます。1日置いたらペーパー掛けして整形しておきます。
本体の塗装はやはり箱絵を参考にスカイブルー・赤・銀・黒で適当に塗っておきます。乾燥したら前輪と左右の腕を取り付けて完成です。普段のスケールモデルと違いお気軽に作ることが出来ました。
胴体後ろの発射ボタンを押すと頭部が開いてミサイルが1メートルちょっと飛びました。
プルバックゼンマイですのでボディを押さえつけ、バックさせて手を離すと良く走ります。ちょっとだけ童心に戻り遊んでみました。
イマイのキャラクターキットまだ少し押入れに残されているはずですのでいずれまた成仏させてあげないといけないですね。
今回このキットを作る機会を与えていただいた編集部に感謝致します。それではまた。
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