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NSR500 (ハセガワ1/12)

by クラキン

　久々にバイクプラモ、ハセガワ１／１２のホンダＮＳＲ５００です。

【マシンについて】

　１９８８年（ヤマハ）に続いて、１９８９年にホンダへ移籍したばかりのエディ・ローソンがシリーズチャンピオンを獲得したマシンです。

キングケニー・ロバーツの愛弟子であるロ－ソンはヤマハ、ホンダ、カジバの３メーカーのマシンでＧＰ５００の優勝するという偉業を成し遂げています。（シリーズチャンピオンはヤマハで３回、ホンダで１回獲得）

　ヤマハの二軸広角のＶ型に対して、モノマネを嫌うホンダは１軸狭角Ｖ型を採用していましたが、その角度を若干拡げてキャブを谷間に設置して排気の取り回しを改良しました。

２スト５００の馬力競争が最高潮に達したころのモンスターマシンです。
この後、馬力よりも扱いやすさを重視したエンジンに変わっていきます。

【キットについて】

　バイクキットは後発のハセガワですが、老舗のタミヤに劣らない素晴らしいキットです。
実車をよくリサーチしてキット化されたようで、私の知る限りの範囲では大きな問題はないと思います。
パーツの合いも良好でスラスラと組み立てられます。

カラーリングは白以外は全てデカールで行うようになっていますが、このデカールの品質と精度が素晴らしく、デカールを位置決めしてマークソフターを塗って放置しておくだけで、パーツの局面にキッチリ馴染んで定位置に正確にフィットします。
これにはちょっと感動しました。

【製作】

　フロントフォークは正立と倒立の２種類から選べますが、私はエディが好んだ正立フォークをチョイスしました。

完全素組みです。

　カウルの仕上げはミスターカラーのスーパークリアⅡを砂吹き２回、本吹き３回、最後にシャブシャブに薄めた物をドバ吹きして表面張力で艶を出しました。

その後、コンパウンド磨きとモデリングワックスで仕上げました。
研ぎ出しは自信が無いので全くしていません。

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