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（Ｐｈｏｔｏ）デ・ハビランドモスキート

by　コルディッツ

博物館実機写真

　デ・ハビランドモスキートは、小学生の時に映画「633爆撃隊」を観て以来のファンです。中でも実機が海上を超低空で飛行してノルウェイを目指すシーンーこの時点で視聴者は、ドイツ軍の対空砲火陣地を破壊するはずのレジスタンスが、先制攻撃を受けて全滅し、633爆撃隊が死地に飛び込むのを知っているーは、盛り上がりました。私の記憶では、その後レベル32のモスキートが発売され、映画に魅了された私は購入を親に打診しましたが、許して貰えませんでした。

　さてモスキートの展示は英国＆英連邦諸国で数多く行われていますが、その中に映画で実際に飛行した機体が、王室空軍博物館コスフォードにあります。はなはだミーハー的ですが、映画の主役を張ったモスキートを紹介させて頂きます。展示機は映画撮時の塗装と異なり、ダークグリーン/ ダークアースですが、この方が珍しいですし、確かレベルキットの指定塗装は英国～スウェーデンを連絡したBOAC機で、この塗装だったような記憶がするので、ダブルで懐かしい気持ちがして良かったです。

　デ・ハビランドDH98 モスキート TT Mk.35　TA639/AZ-E
王室空軍博物館コスフォード（シュロプシャー州）にて　2017年4月撮影
　デ・ハビランド社でB Mk.35として製造され、TT型（標的曳航機）に改造されました。1963年に映画「633爆撃隊」に出演しました。