では、組む。
コックピット。左右にボックスがある床板と大雑把な椅子、表面が平らな計器盤で終了。操縦悍はパイロット人形が持っているので、お人形さんを乗せないと操縦悍ナシになる。もちろん、私はこれでかまわない。そのあたりのパーツと機内をテキトウな灰色で塗って、上下分割の中央胴体を接着する。椅子はあとから載せられるのが、好き。機首レドームに錘を入れ、胴体と接着。主翼、エアインテーク、垂直尾翼、水平尾翼をくっつけると、ほぼF-15の形になる・・・のだが、それぞれを丁寧に組み、接着面を仕上げて組み進めないと、現代の基準にみあった出来にならない。相当、ガリガリと削ることになる。とりあえず、それなりに組むことになる。
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エンジンの排気口周辺は、ちょっとモノタリナイ感じ。でもOKです、そんなことは承知しています。これを塗装でカバーすることもできるが、当然、手を抜く。
風防には、よい工夫がしてある。透明パーツと胴体やフレーム側の膨らみの間に平らな部分が作ってある。このおかげで接着剤や塗料が入り込まない。
同様の工夫はタイヤにもみられ、ホイールとタイヤの間の溝が深くしてある。こうすると筆で塗るときに便利なのだ。
よい点といえば、脚や排気口パーツの接着で参考になる図が幾つか描き込んである。それだけ自由度(=ガタ)があるということだが、親切だな、という思いになる。
脚カバーは閉状態でまとめて成型してあり、開状態にするには、切り離す。カバーの内側にモールドはなく、胴体とはイモづけになる。まあ、気にしない。
このキットには、アレスタ-フックのパーツがある。機首に錘を入れないときの支えなのだが、面白いので下げた状態で接着した。
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