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　ビュッカー１３３Cユングマイスター（RSモデル1/72）

　　by Nobunaga

　ビュッカー１３３Cは初歩練習機ビュッカー１３１ユングマンをベースに開発された複葉単坐の鋼管フレーム羽布張りの高等練習機です。１９３５年ドイツ初の女性パイロットルイズ・ホフマンにより初飛行に成功。１９３６年のラングスドルフ国際アエロバチックで優勝しました。

　キットは空冷エンジンと液冷エンジンのどちらかを選択するようになってます。５カ国のデカールが付属しています。空冷か液冷の選択制で胴体のみ二機分入ってます。どうせなら主翼や他のパーツも２機分入っていればいいのにと思うのは私ばかりではないでしょう。

空冷エンジンのカウリングパーツはレジン製です。その他小部品はエッチングパーツ、風防は塩ビと簡易インジェクションでは標準的な構成です。組み立ては特に難しくはなく素組みで十分です。

　翼間の張り線は0.5号黒のテグスを使いました。両翼端のX字の張り線は0.２ミリ真鍮線です。エンジンカウリング前面の三つ又の止め金具？はエッチングを使わずに、と言うのはエッチングパーツが折れてしまったのでやはり0.2ミリの真鍮線で作りました。

パイロット席の上翼に手掛けを開けました。機体色の指定はパールホワイトなのでミスターカラー１５６スーパーホワイトを吹いて乾燥させてから１５１ホワイトパールを吹きました。機体色はドイツ機には珍しく白色なので新鮮でした。

エンジンカウリングと操縦席までは金属なので８番シルバーを吹いて全体にクリアーを吹きました。

今回は工夫の余地がなく「お楽しみ」がない代わりに初めてドイツ機を可愛いと思ったのは新鮮でした。

参考資料：ヴァリアント出版「THE Spanish Civil War」の他インターネットに依る実機写真など。

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